業務用フルーツの専門店。国産冷凍フルーツ・業務用ジェラート・アイスクリーム・コンフィチュールなどの業務用デザート・スイーツの卸販売

#丸菱記事の一覧です

あまり食べたことのないジェラート!

ジェラート

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フルーツの奇行子
タイの女性通訳の方に
「スヌーピー」というミドルネームをつけてもらった
ジェラートに恋した果物屋
フルフルこと古田芳章です。

だんだん前置きが長くなってきた。


味わい深いチョコレートのシャーベット!

ミルクを使ってるチョコレートのジェラートは
よく見かけますが


チョコレートのシャーベットは初めてです。
ミルクは使っておりません。


チョコレートのシャーベットと抹茶のジェラート

営業のかたはこのcattabrigaのジェラートマシンじゃないと
このチョコレートのシャーベットは作れないと言っておりました。

木の国ではFMIというメーカーのジェラートマシンを使っています。
もう日本では販売されておりません…


このFMIの機械はどちらかというと
さらっとしたジェラートが仕上がります。
でもこのチョコレートのシャーベットを作ろうとしたら
少しネチっとした感じに仕上げないと美味しくありません。

この機械が欲しくなってきた~

主にこの2台の機械で作っておりました。



右がパステライザーとフリーザーの一体型
左が昔ながらのフリーザーです。




上の部分で混ぜ合わせたミックスを65℃まで加熱します。
そのミックスを真ん中の部分に投入して冷却します。


冷却したミックスを今度は左の機械に投入して
冷却撹拌しながら滑らかなジェラートが出来上がります。


カプチーノのチョコチップのジェラート



周りの部分が回転してます。
昔の機械はこんなんだったんだ!



この機械は手動でいろいろと調整できる分
慣れないとうまくジェラートが出来上がりません。



見た目もいいしこの機械がほしいんだなあ~

いろんなジェラートが出来上がりました。



1日にこんなにジェラート食べるはジェラートセミナーの時だけです。
太りそう?

超美味しいジャコモさんのジェラート!

ジェラート

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フルーツの奇行子
ジェラートに恋した果物屋
フルフルこと古田芳章です。


イタリア最古のジェラートマシン



イタリア最古のジェラートマシンメーカー
cattabrigaを使ったジェラートセミナーです。


ジェラートセミナー



品川シーサイド駅付近の(株)丸菱さんの東京事業部にて
行われました。


ギリギリに入ったのですが
運よく一番前の席が空いてたので
目の前で実演を見ることができました。


ラッキー!


講師はイタリアから招れたジャコモさん。
イタリア語しかしゃべらないので
通訳さんが訳しながらセミナーが始まりました。


ジャコモさん(左)、通訳さん(右)



右から営業の小居さん、
元カルピジャーニ(日本で一番有名なイタリアンジェラートマシンメーカー)
です。


真ん中がイタリア人の営業の方です。
左が通訳の女性です。


今回はこれだけのジェラートを作る予定だそうです。
おなか一杯になりそう!(笑)


今日のお品書き



今回ジェラートは主にこの2台で作ります。


effe(左)、フリーザーとパステライザー一体型(右)


左のフリーザーは大昔からある機械だそうです。
古典的ですが、非常に滑らかな美味しいジェラートが出来上がります。
右の機械は、上の部分がパステライザー、真ん中の部分がフリーザーです。


ジェラートの作り方


まずジェラートのベースを作ります。
3種類のベースがあります。

シロップベース(シャーベットに使います)
ホワイトベース(牛乳のベースです)
イエローベース(牛乳のベースに卵黄が入ってます)


このベースを作るのがパステラーザーという機械です。
ベースを作る原材料を85℃または65℃まで加熱し
一定の時間キープしてから5℃まで冷却する機械です。


この3種類のベースに、
フルーツやペーストなどを混ぜ合わせて
フリーザーに投入し冷却撹拌しながら
ジェラートができあがります。


ジェラートの種類によって
ベースが異なります。


シロップベースはシャーベット用、
ホワイトベースは通常のアイスクリーム用
イエローベースは卵が入ってるので
ホワイトベースより黄色っぽく
ちょっとコクを出したいときはイエローベースを使います。


例えば木の国では
ホワイトベース:抹茶ミルク、黒ごまミルク、いちごミルクなど
イエローベース:バニラ、イタリアンチョコ、きな粉餅など

ちょっと濃厚なタイプのジェラートは
イエローベースを使ってます。


次回に続きます。


出来上がったジェラート