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#致知記事の一覧です

環境が人をつくる。

日々のこと

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「旅人の話」
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ある町がありました。

一人の旅人がその町にやってきました。

町の入り口の門のところに
一人の老人が座っていました。

旅人は聞きます。

「おじいさん、この町はどんな町?」

おじいさんは聞きます。

「あなたが今までいた町はどんな町でしたか?」

旅人は答えました。

「いやあ、前にいた町は嫌な人ばかりで
 ろくな町じゃなかったよ」

「そうですか、
 この町もあなたが前にいた町と同じ町です」

また別の日に旅人が来る。

「おじいさん、この町はいったいどんな町ですか?」

おじいさんは聞く。

「あなたがこの前にいた町はどんな町でしたか?」

「私が今までいた町は、すばらしい町で、
 人々は親切で、あんなによい町はありませんでした」

「そうですか、
 この町もあなたが前にいた町と同じ町です」

と答える。
 

これは逸話です。

言い方はいろいろあるようですが、
昔からある有名な話です。

二人の旅人が来た町は同じなんです。

結局この逸話の言いたいことは何か。

環境というものは
「その人の心が決める」ということです。

我々が何のために学ぶのかというのは、
環境をよりよく作るために学んでいるわけですね。

結局環境を作るのはその人なんですね。

その人の心が環境を決める。

環境に左右されるのではなく、
環境を作れる人間になりたいものです。

最後に、安岡正篤先生の言葉を紹介します。

「環境が人を作るということに捉われてしまえば、
 人間は単なる物、単なる機械になってしまう。

 人は環境を作るからして、
 そこに人間の人間たる所以がある、自由がある。
 即ち主体性、創造性がある。

 だから人物が偉大であればあるほど、立派な環境を作る。
 人間が出来ないと環境に支配される」

ジェラートに恋してる果物家
GoziUフルフルこと古田芳章です。


「致知」に載ってた話です。
妙に納得したので
紹介しました。

同じ環境であっても
人によって捉え方は違う。


どんなにいい環境を提供しても
文句を言う人は出てくる。

逆に劣悪な環境でも
それを喜んでくれる人もいる。

僕は自分がここの従業員やったら
という視点で環境を作ってます。

こういうことをしたら
嬉しいだろうな。
とか


こういうことしたら
嫌だろうな
とか


もちろん嫌だなと思うことはしません。


まだまだ理想には
ほど遠いけど

徐々に亀の歩みながら
少しづつ進化します。

清見オレンジのソルベ(シャーベット)

子供に教えられることもあります。

ジェラート

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ジェラートに恋してる果物屋
GoziUフルフルこと古田芳章です。

最近なかなかブログが進まなくなりました。



よく考えたら
毎日書いてるので
アウトプットはしてるんだけど

インプットがあまりしてなかった。
そりゃ書くことなくなってくるよね。

まだ読んでない本や雑誌が山積みです。
積読状態になっております。

映画もなかなか見れてません。
時間はあるんだけどなあ。

たまたま定期購読してる
「致知」を読んでると
こんな記事がありました。

東日本大震災の時に
陸前高田に警官として応援に行った時


食料物資を配ってたら
列の最後列に9歳の男の子が並んでた。

寒いのにTシャツと短パンという格好だった。


その子の近くに行って
事情を聴くと


自分を助けに来てくれたお父さんが
車ごと波に巻き込まれていく光景を
小学校の3階から見てしまった。
たぶん他の家族も犠牲になってるだろう。


その警官は
もう涙で前が見えなくなったが


落胆してるその子に
自分の上着を着せて
食料パックを渡したら


その子はその食料パックを
配膳口に戻しました。


僕よりもっと
お腹空かせてる人がいるから!


って。

こんな特殊状況下で
9歳の子供がよくこんな行動をとれるなと
感心しました。

すでに「利他の心」が備わってるんですね。



お客さんが得をするように計らう。



お客さんから
よく問い合わせをもらうのですが

例えば農家の方で
一般には出荷できないフルーツがあります。

ちょっと形が悪いとか
大きすぎる、小さすぎる
見た目が良くない
とか様々ですが

それを使って
ジャムやジェラートを作ってほしい。


こういう依頼はよくあるのですが
お客さんに販売するところまでの
導線ができていない方がほとんどです。

作ったはいいがどこに売るの?
とか

余ったフルーツやからといって
原価計算にフルーツの価格を入れてなかったり

自分が作ったフルーツには
自信を持ってるから


いいもの作ったら売れる
と思ってたり
(今の世の中いいものだらけです。)


その辺は言わなくてもいいのに
立ち入ったことを聞きます。

それはどこに売るんですか?

そんなに作って
賞味期限内に全部売れるんですか?



いくらで売るんですか?


このあたり明確に答えられる人
ほとんどいません。


すでに注文があって
加工してくれるところを
探してるんだったらいいけど。

折角引き受けるんだったら
お客さんにも失敗してほしくないので
そんなことを聞きます。

それで方向性を明確にしてから
依頼してくれたらいいかなと思ってます。

自分のところだけ儲かったらいいんなら
こんなことは聞きません。

「利他の心」です。

さっきの子供は9歳
僕は51歳ですけど。

子供に教えられることも
たくさんあります。