業務用フルーツの専門店。国産冷凍フルーツ・業務用ジェラート・アイスクリーム・コンフィチュールなどの業務用デザート・スイーツの卸販売

大手が絶対に入ってこれないジャンル。

2021/03/25更新:

ジェラートに恋してる果物屋
GoziUフルフルこと古田芳章です。

毎日ブログメンバーのリーダー
パッケージを売らないパッケージ屋
マツこと松浦陽司さんのブログを読みました。

【中小企業は絶対に大手と勝負してはいけない】 | パッケージを売らないパッケージ屋 パッケージ松浦 (p-matsuura.co.jp)

書かれてる内容はもっともだと
思いました。

大手は資本力を生かして
大量仕入れできるから
価格交渉力も高く
安く仕入れできる。

巨大な倉庫を構え、
大量在庫するから早い。

人も車も多いから
少ないロットに小分けできる。

こんな恐ろしい話も書いてました。

「松浦君のところが
1000枚で納品するなら、うちは100枚。
10円で行くなら、うちは7円。
週1回行くなら、うちは週5回行く」


とどめはこれです。

「歯向かって来たら、潰すよ」

………

ここまで言われたら
開き直れるよね。

やれるもんならやってみー!

大手が僕らみたいな
家内制超零細企業潰したところで
何の自慢にもならないし

世間からは弱い者いじめみたいに
見られるだけじゃないかな。

でもこのご時世
大手ほど困ってると思う。

従業員も多いし
経費も半端ない。


決済もらうのも
何人も承諾してもらわないといけない。

新型コロナに関する
いろんな補助金、助成金、給付金が
出てるけど

大手はこの対象外。

中小零細企業より
もっと困ってるんじゃないかな。

なので今は大手を助けてあげよう!(笑)

大手が手を出せないジャンル。

木の国の商品の原材料は
主に生のフルーツです。

大手がフルーツ系のジェラートを作る場合
フルーツの原材料は
缶詰め、ピューレ、ジャム、
ペースト、果汁です。

基本的に加熱殺菌した原材料しか使いません。
いや使えません。

なぜなら



リスクが高いからです。

商品の良し悪しより
リスク回避です。

これも重要なことです。

生のフルーツを使った方が
断然風味は上がるのですが

コストが高くなるのと
菌のコントロールが
非情に難しい。

なのでこのジャンルには
絶対大手は入ってこられません。



お客さんがどこどこの会社では
この価格でした。

この価格より下げてください
と言われたら

どうぞその会社に頼んでください。
なぜ価格が高い弊社に頼むのですか?

と普通に答えます。

突き詰めると


御社のほうが品質が高いので
御社とお取引したいのですが
もう少し価格を下げてほしい。


正直に言えばいいのに
正直に言わないから
ちょっと意地悪したろ。

別の会社の品質を上げるように
相談したらどうですか?
価格も安いですし。

と突っぱねると

その価格でいいからお願いします
となります。



では初回ロットは
前金でお願いします。

とこううまくいけばええんやけど
別に断わられてもいいや
というノリで対応しております。

他の人から見ると
僕は何考えてるのかよくわからない
ように見えるそうです。

断られてもいいや
というノリでやってると
気が楽ですね。


三宝柑のジェラート







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