フルーツの奇行子
ジェラートに恋した果物屋
スヌーピーフルフルこと古田芳章です。
あまりこういう系統の本は興味はあるけど読みませんでした。なんか怪しそうだからです。でもこの本に書かれている内容は至極真っ当で素直に読めました。
投資をする前にまず支出を抑えないといけない。そりゃそうですね。自分の支出を考えていらない支出はないか?ものを買うときは1月ほど考えて本当に欲しいものを買ってるか?
すべて現金で買ってるか?カードを使って買ってる。それは借金と同じだ。複数カードを持ってるのは論外だ。
ローンで家や車を買ってる。それも借金だ。これらの支出を抑えないといけない。不要な保険に入ってないか?日本人は保険好きやからいろんな保険に入ってます。それは本当に必要か?
それらの支出を抑えて浮いたお金で投資しようという流れです。それはいいことだと思います。まずは自分を見直して支出を抑えろと書いてた本なんてあったっけ?普通は投資に関することしか書いてないような気がします。
日本人はいろんな生命保険に入ってます。僕もですけど。この本の中では、国民健康保険が手厚いので、保険は掛け捨てで、収入保障保険がいいと書いてます。そんな気がします。僕はがん保険かけてるけど、がんになっても抗がん剤治療とかせんし、いらないかも?
すごく普通なことが書いてありますが、僕らは何が普通なのかもわからなくなっているのかもしれません。
この本に書いてあってビックリしたのですが、日本は2回財政破綻してます。国の税金という名目のもとに預貯金に90%の税金を貸した時期があったようです。戦争後の混乱期だったので仕方ないのかもしれませんが、国民の預貯金を差し押さえたそうです。それも非情な手段で。
こんな時代やから銀行にお金を預けずにタンス預金してた人がほとんどです。その人たちに2週間後にこのお札は使えなくなります。銀行に預けて新券と交換してくださいと言ったそうです。
あわてて預けたお金を政府は封鎖したそうです。90%の税金をかけて。ほとんど戻ってきません。そんなアホな!これを考えたやつは賢いなあ~。
いろんな国が破綻してます。日本も収入より支出が上回ってます。破綻することもあるかもしれません。その時あなたはどうしますか?
ぼくはどうしよう?