業務用フルーツの専門店。国産冷凍フルーツ・業務用ジェラート・アイスクリーム・コンフィチュールなどの業務用デザート・スイーツの卸販売

#シチリア記事の一覧です

振り返ればいい1年だった。

日々のこと

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ジェラートに恋してる果物屋
GoziUフルフルこと古田芳章です。

今年を振り返ります。


あまり過去を振り返るのは
個人的に好きではないのですが

今年は特別な1年だったので
この1年を振り返ります。

2月まではいつもと変わらない
楽しい始まりでした。


2月末には
初めてシチリアに行ってきました。


今思うと数年前の出来事のような気がします。

この直後から
コロナが猛威を振るいます。


3月に入って
これはヤバいなと思い
いち早くコロナの緊急融資を申し込みました。


申し込むのが速かったからか
2週間で融資がおりました。


予想通り3月の春休みは自粛で
売り上げ激減!

4月、5月も自粛、自粛で
売り上げは半分になりました。

融資と持続化給付金をもらったので
何とかこの危機を乗り超えられました。

国、県、町に文句なんて言えません。

神懸ってる。


固定費はどうしようもないとしても
売上が下がれば
仕入れは少なくできる。

1番の問題は人件費。


でもあまりに人件費を削減できない。
従業員のみんなも生活がかかってる。

たまたまこの時に
1人退職して、
1人は事情があって
長期休職になりました。

なので時短営業して
みんなの給料をあまり減らすことなく
なんとか乗り切れました。

ピンチはチャンス。


今までジェラートを作ってた人が
休職することになり
12年ぶりに
僕がジェラートを作ることになりました。

毎日ジェラートを作ってると
よくわかるのですが
ジェラートマシンも14年使ってたので
部品をいくつか交換しようとしましたが
もうすでに廃盤になってて
部品がない!


今度どこか重要な部品が壊れたら
ジ・エンドです!


機械の音も大きいし
製造時間も長くなってるし
この夏だけ何とかもってくれ~
と思ってました。


何とか夏を超えて
もう限界だと思い
ジェラートマシンを買い換えました。


これもコロナで
余計にお金借りてたから買えました。

コロナがなかったら
まだ買い換えてなかったと思います。


新しい機械は製造能力が高いから
製造効率は格段にアップしました。

断捨離に励みます。


このコロナで生き残るために
1番いいのが狭く深くだと感じました。

人数も少数で
商品アイテムも少なく


営業も当面SNSだけでやっていこう
と思ってます。


展示会や商談会も
来年はあまりないでしょう。

意外と今までやってきた
無駄?なことが明確になって
良かったと思ってます。

来年はもっとシンプルに
やっていきます。

昔ながらの古代小麦を使った製法を、最新技術で復活させたパスタメーカー!

イベント

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フルーツの奇行子 
ジェラートに恋した果物屋 
スヌーピーフルフルこと古田芳章です。

騙されたのかと思った。


シチリアにある古代小麦を使ったパスタメーカーを視察に向かいました。

見渡す限り、山や畑の広がる道を車に乗って向かいます。建物らしきものは全く見かけません。


舗装もされていない道を進んでいくと、かなり先の方に建物が見えます。もしかして目的地はあれかな?

近づいてみると、やはりこの建物が目的地のパスタ工場でした。こんなところにポツンと一軒家みたいです。


このメーカーは、もともと何世代にも渡って小麦を栽培してた農家です。15年前に農業を辞めて、4人のいとこが中心となって、小麦畑の中にパスタ製造所を作ることを考案しました。


シチリア小麦の歴史は長く、28種類の古代小麦があります。

目指してるのは昔に戻りつつ新しいものを創り出すこと。


パスタを製造するにあたり、小麦の栽培方法や小麦粉など、いろんなプロセスを検証し、いいものを創り出すという信念の元、たどり着いたのが、古代小麦を石臼でひくという製造方法です。


さらに普通のパスタメーカーでは、日持ちが悪くなるので、外皮や胚芽を取り除いてます。外皮を取り除くのは農薬の関係もあります。


このメーカーは外皮から全部挽きます。外皮は食物繊維豊富で一緒に挽くと小麦が柔らかくなるそうです。

昔イタリアで食べられてたようなパスタを食べてもらいたいという思いで、外皮や胚芽も一緒に挽き、その小麦と水を混ぜてパスタを作り、ロングパスタを袋に入れるのは手作業です。

古代小麦ですが、サラサラです。


パスタが出来上がる一連の流れを説明します。

大きな袋に入った小麦です。


この袋に入った小麦をこの機械で吸い上げて、ゴミをなどを取り除き隣の機械に落とします。




この小麦を吸い上げて隣の部屋の石臼で外皮ごと挽きます。この巨大な石臼は大理石の一種で、花崗岩でできてます。大、中、2種類の大きさの小麦を挽きます。細かい方が表面積が大きくなるで、よく水を吸うそうです。

巨大な石臼


ここから隣の機械にいきます。何の機械かは忘れました。(笑)


ここからまた外に配管が出て、パスタをつくる工程にいくのと、そのまま小麦で出荷されるのとに分かれます。


ここからパスタを作る小麦は、工場の上のほうの配管を通って、水と混ぜ合わされ捏ねる工程に進みます。

窓の上を通ってるのが小麦の配管


ここで小麦と水を混ぜて捏ねます。

捏ねる工程が3工程あります。水を徐々に混ぜながらだんだんと捏ねていきます。


捏ねあがっらパスタが型を通って落ちてきます。


出来上がってきました。この後はゆっくり乾燥です。


ここで28度以下、25時間かけてゆっくりと乾燥させます。低温殺菌、低温長時間乾燥することによって、小麦特有の香りや味をキープします。


これはパスタの形を作るアタッチメント!


ここのオーナーが丁寧に親切に説明してくれました。今は自分の息子や親せきが一緒に働いてくれてると嬉しそうに言ってました。

こういうの見ると今の自分たちのやってることは正しいのかと自問自答してしまいます。手作業も多いんだけど、主要なところは近代化されてて、この工場内4人くらいで回してる感じでした。ん~いろいろと考えてしまいます。

お決まりの記念写真


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