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#イタリア最古のメーカー記事の一覧です

新しい相棒がやってきました。

ジェラート

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夜9時に寝てしまって
朝2時に目覚めてしまった
フルーツの奇行子
ジェラートに恋した果物屋
スヌーピーフルフルこと古田芳章です。

新しいジェラートマシンを購入しました


FMIというメーカーのジェラートマシンを14年間使っておりました。ここ数年調子が悪く、音が多きくなり、異音がしたり、冷却するまでの時間が長くなったり、機械としては限界を迎えておりました。この半年自分でジェラートを作ることになり、余計にそれを感じていました。

パステライザー(加熱殺菌機)、シロップや牛乳ベースを作る機械。
原料を85℃まで加熱し5℃まで冷却します。
フリーザー(冷却撹拌機)
ジェラートを作る機械

買い替える1番の原因は、もう部品がないことです。次に主要部品が壊れると、もう直せません。FMIというメーカー自体すでになくなってます。

メンテナンスや今までの日本市場へのシェアからいうと、1番はカルピジャーニというメーカーです。たぶんジェラートマシンでは1社独占状態です。

カルピジャーニ

コストよりも大事にしてること


14年前にジェラートマシンを買うときにも候補に挙がったのですが、僕はFMIを選びました。その理由はジェラートセミナーでの講師の一言です。両方のジェラートセミナーに参加したのですが、カルピジャーニのほうはコスト優先な内容でした。どうしたら儲けることができるか?それも大事なことだとは思うのですが、試食で出てきたジェラートもたいして美味しく思いませんでした。なぜなら原材料が缶詰やペーストだったからです。

対してFMIの講師、根岸さんが言った言葉は、今も僕の心に鮮明に刻まれています。

コストも大事ですが、自分が美味しいと思う原材料を使ってください!

どんな原材料を使ったらいいですか?という質問の答えだったのですが、僕の心にすっと入ってきました。

自分が美味しいと思う原材料を使い、自分が美味しいと思うジェラートを創る。

これが今も僕のもの創りの原点です。

僕が選んだメーカーはカタブリガ!



カタブリガというメーカーは、まだまだ日本では無名です。まだ日本に入ってきて4,5年くらいかな。がしかし最近の日本市場への躍進は凄まじい!僕は入ってきた当初から展示会で見て、カルピジャーニよりこっちのほうが性能的にいいんじゃないかなと思っておりました。ただ問題はメンテナンスです。機械だから壊れます。それもイタリア製ですから(笑)。その当時はまだ営業網が全国的に整備されていませんでした。


カタブリガの営業マンは、元カルピジャーニの営業マン。カルピジャーニのことも熟知してます。彼が言うにはイタリアではカタブリガのほうが歴史が古く、機械の性能もいいので、本国では太刀打ちできないから海外に販路を求めた。と言っておりました。まんざら嘘でもなさそうです。現にカタブリガの機械をカルピジャーニの名前で販売しておりました。僕が買った機械がそれです(笑)。



あれっ、カルピジャーニにも同じ機械あったのになあと思って探してもカタログに載ってませんでした。聞いてみるとカタブリガが日本進出することになって、機械の提供をやめたんだって!カルピジャーニでは、この機械作れないらしいです。

安全パイなカルピジャーニ!リスクと隣り合わせのカタブリガ!僕が選ぶのは自然とこうなるよね。事業も安全パイ狙ったら必ず失敗するから。リスクとチャンスは隣り合わせですから。

ついにやってきました。


2tトラックにジェラートマシン1台だけ積んでやってきました。大阪の摂津から下道で4時間かけてきたそうです。(高速で来ると1時間半くらい。)


実際に目の前にすると思ったよりデカい!


トラックから降ろすと工場内は段差がないので、そのまま押して搬入しました。今つなげてるフリーザーとパステライザーを外して、新しい機械の給排水と電源を繋げます。

ジェラートマシンの内部を見てビビった!


以前使ってたFMIの機械内部を見たときは、中がガラガラでなんじゃこらという印象でした。でも今回はなんか雰囲気が違う。


この機械はフリーザーとパステライザーが一体となってる機械です。なのでシリンダーが2個あり、空間はありますが、そんなにガラガラという印象ではないです。それより各部で使われてる部品の精度がなんか全然違う。内部を見てなんか興奮してきた。

機械を動かすと中央にある太いベルトがぐるぐる回りだします。なんか車のエンジンが動き出したような音がします。マジかよ!前は安っぽい音だったのに。でもこのベルト切れるんだろうなあ。イタリア製だもの(笑)。



接続完了!さあ~明日からジェラート創るのが楽しみだ~


ただ部品の取り付け方わかるかなあ?ゴムのガスケットやたら多いんやけど……


このブログ書くの3時間かかった。今朝の5時!(笑)

個性の塊のようなバイクだった。

車、バイク、音楽、映画

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登坂48
ジェラートに恋した果物屋
フルフルこと古田芳章です。

 

以前にも書きましたが
1990年代初めまでの車が好きなんですけど
バイクも好きなんです。

 

20代の後半くらいまでは
バイクに全く興味がなく

 

かっこいいとも思ったこともないし
乗りたいとも思ったことがなかったです。

 

夏の暑い日にバイクに乗ってる人や
冬の寒い日に乗ってる人を見て
正直あほちゃうかと思ってました。

 

しかしその僕が1台のバイクに心を奪われてしまいました。
そのバイクは

 

モトグッチ1100スポルト!

 

かっこいい~
超かっこいい~

 

今までバイクをかっこいいなんて
思ったことがなかったのに

 

一瞬で心奪われてしまった。

 

調べてみると
モトグッチはイタリア最古のバイクメーカー。

 

V型空冷2気筒OHVという昔ながらのエンジンを踏襲し
現代的なフォルムをまとった
クラシックスポーツのようなバイク!

 

これに乗ってみたい!
しかし免許がない。

 

これに乗るにはバイクの大型免許が必要!
たまたま教習所で大型バイクの免許が取れるようになり

 

教習所で晴れて大型免許を取得できました。

 

東京の輸入元に最寄りの販売店を紹介してくださいと
聞いてみたら、

 

まさか?

 

家から歩いて5分のバイク屋を紹介してくれました!
マジで?

 

そこは店舗の前に古いバイクや
壊れた自転車が山のように置いてるバイク屋だったんです。

 

大丈夫かなと店に行って聞いてみると
何代か売ったことあるよ!

 

この近くでも乗ってる人いるよ!

 

という返答!
マジで?

 

走ってるの見たことないけど…

 

そのお店でバイクを買うことになり
晴れて納車となったのですが、

 

エンジンをかけて
ちょっとビビった!

 

えらいバイクが振動でブルンブルンしてる。
エンジン空ぶかししたら車体が右に傾く!
(シャフトドライブのため)

 

マジかよ!

 

またがってみて
またまた焦った!

 

足がちょんちょんしか着かない。
ハンドルに手かけてみたら
どえらい前傾がきつい!

 

あらまあ~
どえらいもん買ってしまった。

 

教習所で乗ってたバイクと
全然違う。

 

街中走ってみると
1速しか入れられへん
低中速全く力ない…

 

走ってて気づいたのですが
前傾がきつく上半身を腕で支えてるから
腕が痛くて30分も走ってられない。

 

なので上半身を腹筋と背筋で支えるために
毎日腹筋と背筋を鍛えるトレーニングを始めました。(笑)
バイクに乗るために!

 

その甲斐あって数時間平気で乗れるようになりました。

 

乗ってると抜群の直進安定性と
ドライブシャフトがグルグル回ってる感覚を感じることができて
とても楽しいバイクでした。

 

そしてさらに深みにハマっていくのでした。

(つづく)