大学を卒業し
大阪中央卸売市場に勤めてた頃
付き合ってた彼女がいました
自身の留学経験を活かし
留学したいという学生を
手助けしたいという思いから
教師という職業についていました
僕は男性でも女性でも
夢に向かって突き進んでる人は
大好きなので
そういう人を応援したいな
と思っていたのですが
それが仇となりました
中庸半端な
ジェラートに恋してる果物家
GoziUフルフルこと古田芳章です
僕の好みは
男みたいに仕事バリバリしてる女性
夢に向かって突き進んでる人
その男っぽさから
時折垣間見せる女らしさ
そういうのが好きかな
でも付き合っていくと
段々そのベクトルが
違うほうに向いてくる
仕事が1番で
恋愛は2番
僕はそれでいいと思ってるし
そういう人が好き
でもこの順番が
入れかわってくるんだなあ
そうなってくると
僕は冷めていってしまう
僕は自分の夢に向かって
突き進んる人が好き
なのであって
恋愛が最優先な人が
好きなんじゃない
結局別れることとなったんやけど
彼女との未来が想像できなかった
というのが一番の原因かな
ビジネスでもそうやけど
自分がイメージできないものは
実践できない
それに輪をかけて
両親からは彼女との付き合いを反対されてた
彼女の人間性を無視して
教師という夢があるから
反対してた
もうわけわからん
夢もなんもない人がよかったんやろ
親戚まで乗り込んできて
付き合いを反対された
別に結婚しようという気はない
と言ってるのに
全然別の理由で
その彼女とは別れることと
なったんやけど
今思いだしても腹立つ
その彼女と別れて
数か月たった頃
手紙が届いた
そこにはこう書かれていた
私には夢があった
留学したいという学生を
手助けするとこ
でももし仮に
あなたと結婚出来たら
あなたとの子供を産んで
その子供たちが
段々あなたに似てきて
その家族に囲まれながら
生きていけるのなら
もう
私の夢なんてどうでもよかった
と書かれていた
さすがに号泣してしまった
素晴らしい
女性とお付き合いさせてもらったと
もう今は感謝しかない
数年後その彼女が結婚したと聞いて
お祝いの電話したら
やっぱり付き合ってる頃とは
声のトーンが違ってた
そりゃそうよね
彼女はアメリカ人と結婚して
アメリカに行ってしまった
そこから僕の暗黒時代が
始まるのであった
つづく