業務用フルーツの専門店。国産冷凍フルーツ・業務用ジェラート・アイスクリーム・コンフィチュールなどの業務用デザート・スイーツの卸販売

決めるのは苦手です。

2020/11/25更新:

フルーツの奇行子
ジェラートに恋した果物屋
スヌーピーフルフルこと古田芳章です。

実は優柔不断なんです。


そんなん知ってるよ。
って言われそう。

どっかに食べに行っても
なかなかメニューが決まりません。

どれを食べるか悩むのも
楽しみの1つでもあるのですが。

今までの大きな決断と言っても
中学高校は地元の学校なので
迷う余地がなかったし

大学は1つしか受からなかったから
そこい行くしか選択の余地がなかった。

就職は親の経営する会社やし、
唯一の大きな決断は今の嫁を選んだこと。(笑)

その決断が正しかったかどうかは
また記者会見で発表させていただきます。
(誰も興味ないよ!)

がしかし会社の代表者になると
毎日が決断の連続です。

何でもかんでも
社長これどうしましょう?
と聞かれます。

その度僕が決めないといけない。

このお客さんにどの商品送りましょう?


納期は?
価格は?
のしは?

社長、ゴミの日何曜日でしたっけ?

知らんがな!
そんなん!

企業当初僕がトラックで帰ってくると
パートさんが3人くらい集まってきて

これどうしましょ?
あれどうしましょ?



っていろんなことを根掘り葉掘り聞いてきます。
そんなん決めるの苦手やのに
もう僕が決めるしかない。


毎日頭がパンパンになったのを覚えています。

そんなことを14年もやってると
やっぱりだんだん慣れてくる。

途中から僕が決めるんじゃなくて
聞いてきたパートさんに聞き返します。

僕 : あなたはどう思う?

パートさん : こうしたらいいと思います。

僕 : ではそうしてください。

ちゃんと答え持ってるやん!
別に僕に聞かなくてもいいんじゃないん!

初めの頃毎回パートさんが
検品した商品を僕に見せに来ました。

社長、この商品出荷してもいいですか?
よく見ると冷凍りんごの端が
ほんのちょっとだけ色が変わってます。

毎回毎回僕が検品するわけにもいかないので
こう言いました。

もしこの商品を購入したお客さんが
あなただとしたら

あなたはこの商品を受け入れますか?
もう1回購入しようと思いますか?

思うんだったら出荷してください。
思わないんだったら撥ねてください。

そのパートさんは納得がいったようで
その商品は撥ねられました。(笑)

それから検品がかなり厳しくなり
大量の不良品を出すことになりました。(笑)

まあそのくらい厳しくて普通です。
お客さんの目はもっと厳しいですから。

創業から14年ほど経ちますが
まだまだ亀の歩み状態です。

, , , , , , ,